作業内容

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レンガ積み方施工

新設炉では、レンガを一個一個全て手作業で積んでいきます。
設計図通りに、工期内で仕上げるには、壁面、天井面など施工箇所に合わせた高い技術力が求められます。
メンテナンス工事では、劣化したレンガを取り除き新たなレンガを
積み直します。そうすることで、炉本来の焼却性能を取り戻し、炉の寿命を引き延ばします。

吹付施工

築炉工事には、レンガ積み方施工以外にも幾つかの施工方法があります。
そのうちのひとつが吹付施工です。
専用機械を使用し、コンクリート(モルタル)のような不定形耐火物(キャスタブル)を吹き付ける工法です。レンガ積み方施工よりも短時間で施工できるため、工期の短い工事に向いています。

流し込み施工

型枠を取り付け、不定形耐火物(キャスタブル)を流し込む施工法です。
高温に耐えられるだけでなく、耐酸・耐水性のあるもの、高強度・高硬度のものなど、不定形耐火物(キャスタブル)には様々な種類があり、施工箇所に適した材料を使用し施工します。
近年、施工性の良さから、レンガ積み方施工からキャスタブル流し込み施工に切り替える傾向が強くなっています。

型枠製作

不定形耐火物(キャスタブル)流し込み施工にて使用する型枠を、コンパネや桟木など木材を使用し製作します。
平面から曲面まで、施工箇所に合わせ様々な形状、大きさの型枠を製作します。
様々な形状、大きさに対応できるだけでなく、数百キロの重量にも耐えられる強度が必要になるケースもあり、職人の腕の良さが試されます。

キルンレンガ積み

ロータリーキルン(大きな円柱を横倒しにしたような焼却炉)では、キルン用レンガを職人の手作業により積んでいきます。
橋脚のアーチ部分のように円形状にレンガを積むには、長年培ってきた技術とノウハウが必要です。

焙焼炉レンガ積み

天井部の施工では、レンガ積みだけでなく型枠の設置、その型枠を受けるための足場の設置など事前の準備が大切で、様々な知識と経験が活かされます。